| 営業時間 | 月~金 | 土 | 日 | 祝日 |
|---|---|---|---|---|
| 午前 | 9:00〜11:30 | 9:00〜14:00 | / | 9:00〜 |
| 午後 | 15:00〜19:30 | 17:00〜19:30 | / | 〜18:00 |
\ お電話はこちらから /
042-707-8925
\ 24時間予約受付中 /
\ 当日予約OK! /

――胆嚢の働きと、施術後の体の反応を考える――
【「胆嚢を取っていますが、施術を受けても大丈夫ですか」】
「背中の張りを相談したいのですが、以前、胆嚢を取っています。施術を受けても大丈夫でしょうか」
患者さんから、このようなご相談を受けることがあります。手術から年月が経っていても、 「今の症状と関係があるのだろうか」「施術者に伝えたほうがよいのだろうか」と迷う方も いらっしゃるでしょう。
私は、過去の手術歴も、現在の体の状態を考えるための大切な情報だと捉えています。 ただし、胆嚢を摘出しているから施術を受けられないと、一律に判断するわけではありません。 反対に、昔の手術だから今の症状とは関係がないと、最初から切り離すこともしません。
いつ、どのような理由で手術を受けたのか。その後の経過はどうだったのか。現在、腹部の痛みや違和感、 吐き気などはないか。今の症状と合わせて必要なことを確認したうえで、施術を行ってよい状態か、 どのような方法が適しているかを考えます。状況によっては、施術を行う前に医療機関での確認を お勧めすることもあります。
ひばり鍼灸整骨院の冨田です。
第5話では、筋膜の構造や組織の滑りに目を向け、手に伝わる「硬さ」をどのように考えるかを お話ししました。今回は、そこからもう一歩、腹部の奥にある臓器と、その周囲へ視点を広げます。
【体の奥に目を向けるときほど、私は、触れる前に聞くべきことを大切にしています。】
今回取り上げるのは、胆嚢と胆汁の基本的な働き、胆嚢を摘出したあとの体の仕組み、そして腹部へ触れる際の考え方です。また、施術中や施術後に血圧や吐き気などの変化が見られた場合に、何が確認でき、どこから先は推測になるのかも整理します。
内臓の位置や自律神経という言葉だけで症状を説明するのではなく、まず安全を確かめ、観察できた反応を丁寧に捉える。体の奥へ目を向ける施術について、私が大切にしている判断の過程をお伝えします。
【第1節|胆嚢は、胆汁の流れの中で何を担うのか】
食事をすると、口や胃、腸だけでなく、肝臓や胆嚢も消化を支えるために働きます。 その流れの中で重要な役割を担っているのが【胆汁】です。
胆汁は、食べ物に含まれる脂肪の消化や吸収を助ける液体で、肝臓で作られます。 胆嚢で作られると思われることもありますが、胆嚢の役割は、肝臓から送られてきた胆汁を一時的に貯め、 濃縮しておくことです。
胆嚢は、肝臓の下にある小さな袋状の臓器です。食事をして、特に脂肪を含む食べ物が小腸へ届くと、 胆嚢が収縮し、蓄えていた胆汁を送り出します。その通り道となるのが【胆管】です。 胆汁は胆管を通り、小腸の始まりにあたる十二指腸へ流れ込みます。
つまり、肝臓が胆汁を作り、胆嚢が蓄え、胆管が腸まで運ぶ。それぞれが別の役割を持ちながら、 一つの流れとして食事の消化を支えています。
では、胆嚢を摘出すると、胆汁は作られなくなるのでしょうか。
胆嚢を摘出したあとも、肝臓は胆汁を作り続けます。ただし、胆汁を一時的に蓄えておく胆嚢がないため、 肝臓で作られた胆汁は胆管を通って小腸へ流れるようになります。 そのため、胆嚢がなくても食事を消化することは可能で、多くの方は通常の生活を送ることができます。
一方で、術後の経過や体の感じ方は、すべての方が同じではありません。 食事の内容によってお腹が張る、便が緩くなる、食後に腹部の違和感を覚えるなど、消化に関する変化を感じる方もいます。反対に、摘出前との違いをほとんど感じない方もいます。
【胆嚢を摘出したあとも体は胆汁を作っています。だからこそ、今どんな症状があるかを聞きたいのです。】
「胆嚢がないから、この症状が起きている」と、解剖の知識だけで結論を出すことはできません。 背中の張りや腹部の違和感があっても、その原因が胆嚢摘出後の変化にあるとは限らないからです。
私は、どのような食事のあとに気になるのか、便通に変化はあるのか、痛みや吐き気を伴うのか、症状がいつから続いているのかを伺います。必要であれば、手術後の経過や医療機関で受けた説明についても確認します。
体の仕組みを知ることは、目の前の症状に決まった答えを当てはめるためではありません。 今起きていることを理解するために、何を尋ね、何を確かめるべきかを考える土台になります。
【第2節|手術歴を聞いて、何を確かめるのか】
「胆嚢を摘出したことがあります」と伺ったとき、最初に確認するのは、手術を受けた時期と、 その後の経過です。
手術を受けたのは最近なのか、何年も前なのか。どのような症状や病気がきっかけだったのか。 術後に問題はなかったか、医療機関から現在も注意するように言われていることはないか。 まずは、患者さんが分かる範囲でお話を伺います。
手術から間もない場合には、担当医から受けている指示や、活動についての制限を優先します。 術式や術後の経過によって回復の状況は異なるため、腹部へ触れる施術を行ってよい時期なのかを、 施術者だけの判断で決めるべきではありません。
手術から時間が経過している場合も、手術歴を確認して終わりにはしません。現在服用している薬、 通院の有無、食後の腹痛や膨満感、吐き気、便通の変化などを伺います。 「手術後から続いている症状」なのか、「最近になって現れた症状」なのかも、大切な違いです。
【手術歴を知りたいのは、触れる場所を探すためだけではありません。今、施術してよい状態かを考えるためです。】
たとえば、これまでになかった腹痛が突然現れた、痛みが時間とともに強くなっている、強い痛みが続いているという場合は、腹部への施術を優先する状況ではありません。発熱、皮膚や白目が黄色くなる黄疸、繰り返す嘔吐、腹部の強い張り、水分を取れない状態などがあれば、まず医療機関での確認が必要です。
こうした症状を「筋肉が硬いから」「手術の傷あとが引きつれているから」と捉えて施術を進めてしまえば、本来確認すべき問題を見落とす可能性があります。施術を行わず、医療へつなぐ判断も、患者さんの体を預かるうえで欠かせない役割です。
一方、胆嚢の摘出歴があるからといって、腰痛や肩こり、疲れやすさなど、現在抱えているすべての不調が手術に由来するわけではありません。手術歴は重要な情報の一つですが、現在の困りごとは改めて評価する必要があります。
どのような動作や生活場面で症状が現れるのか。関節や筋肉の動き、体の使い方にはどのような特徴があるのか。手術とは分けて考えるべきことはないか。複数の情報を照らし合わせ、施術で対応できる範囲を整理します。
施術を行ってよい状態だと判断したら、次に考えるのは「どこへ触れるか」ではなく、「何を目的に施術するか」です。
【第3節|腹部に触れるとき、何を目指しているのか】
腹部への施術というと、「内臓を正しい位置へ戻す」「内臓の働きを手で整える」といったイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし私は、そのような説明だけで施術を進めるべきではないと考えています。
私が学んできた方法の一つに、【内臓マニピュレーション】があります。腹部などに手を当て、周囲の組織の抵抗や患者さんの感覚を確かめながら行う、徒手的なアプローチです。
この方法は、胆嚢や胆管などの病気を診断したり、治療したりするために行うものではありません。 また、施術者の指先で胆汁の流れを測ったり、臓器の機能を直接操作したりできるわけでもありません。
手に伝わる抵抗や動きから得られる情報には限界があります。触れた感覚だけで「この臓器の動きが悪い」 「ここが症状の原因だ」と決めるのではなく、患者さんが困っている動作や感じ方と照らし合わせて、 その意味を考えます。
【私が先に決めたいのは、どこを触るかより、その方の何を確かめ、何に役立てたいかです。】
たとえば、「長く座ったあとに腰を伸ばしにくい」という方であれば、腹部へ触れる前に、立ち上がるときの痛みや動き方を確認します。「深く息を吸うと、お腹の手術痕の周りがつっぱる」という方であれば、どの姿勢や呼吸の深さで、その感覚が現れるのかを伺います。
先に困っていることを具体的にすることで、腹部への施術を何のために行うのか、その目的を患者さんと共有できます。目的が曖昧なままでは、施術後に何を比べればよいのかも分かりません。
実際に触れるときは、体勢を整え、どこへ、何のために触れるのかを説明してから始めます。 手を当てたときに痛みや不快感はないか、呼吸を止めていないか、腹部へ力が入っていないかを確認します。 不安や緊張が強ければ、力を弱める、場所を変える、あるいは腹部への施術を行わないという選択もあります。
腹部は、触れられることへの抵抗を感じやすい場所です。「我慢したほうが効果がある」とは考えず、 ご本人の感覚を伺いながら進めます。痛みや不快感を伴う刺激を、無理に続けることはありません。
施術後には、最初に確認した動作や感じ方を、できるだけ同じ条件で比べます。立ち上がるときの腰の伸ばしにくさはどうか。深く息を吸ったときのつっぱりは変わったか。動く範囲だけでなく、痛みや不安、力の入り方も患者さんと一緒に確かめます。
その場で動きやすくなった場合、確認できるのは、施術のあとに動きや感じ方が変わったということです。 その理由としては、触れられたことによる感覚の変化、筋肉の緊張、呼吸や姿勢の変化など、複数の可能性が考えられます。
また、内臓を対象とした徒手療法の研究には、対象となる症状や人数、評価方法、研究の質などに限界があります。診断方法や効果について、十分に確立しているとは言えません。
だからこそ、理論だけで施術を正当化するのではなく、何を目的に行い、患者さんにどのような変化が見られたのかを確認する。腹部に触れる技術と同じくらい、触れる理由を説明し、結果を見直す力を大切にしています。
そして、施術後の変化を確かめるときには、動きや痛みだけでなく、体調に予想外の変化が起きていないかを見ることも欠かせません。
【第4節|血圧が変わったとき、どう受け止めるか】
ここからは、施術中や施術後に起こり得る体調の変化について考えます。
血圧の大きな変化や吐き気は、施術によって起こすことを目指す反応ではありません。 また、頻繁に起きることを前提としているわけでもありません。それでも、万が一起きた場合に、 どのように確認し、対応するかを決めておく必要があります。
腹部へ触れたあとに、「呼吸がしやすくなった」「手足が温かくなった」「体の力が抜けた」と話す方がいます。こうした変化は、患者さんが実際に感じた反応として受け取ります。
しかし、「呼吸が深くなったから血圧が下がった」「手が温かくなったから自律神経が整った」と、そのまま置き換えることはできません。本人が感じたこと、施術者が観察したこと、血圧計で測定した数値は、それぞれ異なる情報です。
私が徒手療法を学ぶ中では、体のどの部位への刺激が、血圧や体の反応と関係するのかを整理した考え方にも触れてきました。ただし、それを患者さんへ約束できる効果の一覧としては扱いません。同じ場所へ同じように触れても、すべての方に同じ反応が起こるとは限らないからです。
血圧は一定の数字ではなく、さまざまな条件によって変動します。痛みや緊張、不安、直前の移動や運動、会話、測定時の姿勢なども影響します。食事やカフェイン、喫煙、服薬の時間、普段の血圧やその日の体調も、数値を考えるうえで欠かせません。
【体の反応は手がかりになります。ただ、血圧の変化を語るなら、まず測って確かめる必要があります。】
施術中に顔色が変わった、めまいや吐き気を訴えた、受け答えが普段と違うといった場合には、施術を止め、 安全な体勢で休んでいただきます。そのうえで、必要に応じて血圧や脈拍を測り、症状の経過を確認します。
施術前後の血圧を比べる場合には、できるだけ測定条件をそろえます。少し安静にしてから、背中を支えて座り、足を組まず、腕を心臓に近い高さで支えます。測定中は話したり動いたりせず、同じ腕で測ることも大切です。
記録するのは、上と下の血圧の数字だけではありません。何時に、どの姿勢で測ったのか。 施術や運動の前後のどちらか。普段の値と比べてどうか。薬を飲んだ時間や、そのときに痛み、めまい、 吐き気などがあったかも合わせて残します。
一度の測定で数値が変わっても、その情報だけで腹部への施術との関係を説明することはできません。 測定条件の違いや、時間の経過による変動も考えられます。必要であれば少し時間を置き、状態を確認しながら測り直します。
普段とは明らかに異なる値が繰り返し確認される場合や、気分不良を伴う場合は、その日の施術を続けることを優先しません。胸の痛み、息苦しさ、意識の異常、手足の力が入りにくい、言葉が出にくいなどの症状があれば、緊急の対応が必要です。
「この場所を触れば血圧が下がる」と説明することは簡単です。しかし、患者さんの安全を守るには、印象だけで反応を語らず、測定した数値とそのときの症状を一緒に考える必要があります。
数値として確認できる血圧だけでなく、吐き気など、患者さんが感じる体調の変化にも同じ姿勢で向き合います。

【第5節|吐き気や嘔吐を「良い反応」と決めない】
腹部への施術中や施術後に、患者さんが吐き気を訴えた場合も、施術が効いた証拠としては扱いません。 吐き気や嘔吐は、施術で起こすことを目指す反応ではなく、まず状態を確認する必要のある体調変化です。
最初に知りたいのは、吐き気がいつ始まったのかです。施術中に急に現れたのか、来院前から少し気分が悪かったのか。最後に食事をした時間や内容、普段から同じ症状があるか、服薬との関係なども確認します。
嘔吐があった場合には、一度だけなのか、何度も繰り返しているのか。その後、水分を少しずつ飲めるのかも大切です。腹痛や発熱、下痢、腹部の張りなど、ほかの症状を伴っていないかも伺います。
【施術のあとに起きた不調ほど、都合のよい意味をつけず、まず体調を確かめたいのです。】
吐いたあとに「少しすっきりした」「先ほどより楽になった」と感じることはあるかもしれません。 しかし、その後につらさが軽くなったからといって、「胆汁が流れた証拠」「体の悪いものが出た」 「好転反応だから問題ない」と説明することはできません。
【施術のあとに起きた】という時間的な前後関係と、【施術が原因で起きた】という因果関係は別です。 施術による刺激や姿勢の変化が関係した可能性はありますが、食事、感染症、服薬、もともとの体調不良なども考える必要があります。
原因がその場で分からないからこそ、起きたことを具体的に記録します。どの施術を行ったあと、何分ほどで症状が現れたのか。吐き気の程度、嘔吐の回数、ほかにどのような症状があったのか。血圧や脈拍、ご本人の顔色や受け答えも、その後の対応を考える材料になります。
一時的な軽い吐き気が休息によって落ち着き、水分も取れ、ほかに気になる症状がなければ、状態を確認しながら経過を見る場合もあります。ただし、その日の施術を再開することが最優先ではありません。 帰宅後に注意してほしい変化や、連絡・受診の目安もお伝えします。
嘔吐を繰り返す、水分を保てない、症状が悪化している、あるいは第2節で挙げたような強い腹痛や発熱、 黄疸などがある場合には、施術の反応として待つのではなく、医療機関での評価を優先します。
施術後の反応を学びに生かすことと、その反応を施術に都合よく解釈することは違います。 不調が起きたときほど確認できた事実に立ち戻り、その方に必要な対応を選ぶことが大切です。
【第6節|胆嚢摘出歴のある方への対応を、一つの例でたどる】
ここまでの内容を、「以前に胆嚢を摘出し、最近になって背中の張りが気になる方」という架空の例でつないでみます。特定の施術効果を示す実際の症例ではなく、私が何を確認し、どのように判断するかをお伝えするための例です。
まずは、胆嚢の手術について伺います。手術を受けた時期と理由、その後の経過、現在も通院しているか。 腹痛や食後の不快感、吐き気、便通の変化などがないかも確認します。服用している薬や、普段の血圧についても、分かる範囲で教えていただきます。
ここでは、手術は数年前に受け、術後の経過に問題はなく、現在は腹痛や発熱、吐き気などもないとします。
少なくとも、胆嚢を摘出しているという事実だけを理由に、施術の対象から外す必要はなさそうです。 ただし、背中の張りについては、現在の症状と動きを改めて評価します。「胆嚢を取ったから背中が張っている」という前提から施術を始めるわけではありません。
次に、背中のどこが、どのような場面で気になるのかを具体的にします。長く座ったあとにつらいのか、振り向くときに張るのか、深く息を吸ったときに違和感があるのか。いつから始まり、仕事や睡眠にどの程度影響しているのかも伺います。
実際の動きでは、体を左右へひねる、腕を上げる、深く呼吸するといった動作を、無理のない範囲で行っていただきます。動く範囲だけでなく、どこで張りを感じるか、左右で違いがあるか、呼吸を止めたり体に力を入れたりしていないかを見ます。
ここで、右へ振り向くと背中が張り、胸まわりの動きにも左右差が見られたとします。今回の目的を、「右へ振り向くときの背中の張りを軽くし、仕事中に体の向きを変えやすくする」と決めます。
この目的に対して、腹部へ触れることが必ず必要とは限りません。背中や胸郭への施術、呼吸に合わせた運動、座り方や体の動かし方の練習なども選択肢になります。評価で得られた情報から、負担が少なく、目的に合う方法を検討します。
体勢や呼吸を変えたときに背中の張りが変化し、腹部周囲の反応を確かめる意味があると判断した場合には、 腹部へ触れる理由を説明し、ご本人の同意を得ます。痛みや不快感はないか、息を止めていないかを伺いながら、刺激の強さや体勢を調整します。
施術後には、最初に行った振り向く動作や呼吸を、同じ条件で確かめます。背中の張り、動かしやすさ、不安感にどのような違いがあるかをご本人と比べます。
変化が見られたとしても、腹部周囲への施術だけがその理由だと確定したわけではありません。 ここで確認できるのは、今回選んだ取り組みのあとに、動きや感じ方がどのように変わったかということです。その情報を、次の施術や運動を考える材料にします。
一方、施術中に吐き気やめまい、冷や汗などが現れた場合は、その時点で中断します。安全な体勢で休んでいただき、いつから気分が悪いのか、ほかに症状はないかを確認します。必要に応じて血圧や脈拍を測り、普段の値やそのときの症状と合わせて判断します。
休んでも改善しない場合や、これまでにお話しした受診を優先すべき症状がある場合には、施術を再開せず、 医療機関での評価へつなぎます。
【手術歴を一つの情報として受け取り、今の症状と体の反応を見て、その方に必要な次の一歩を選びます。】
大切なのは、胆嚢摘出歴と背中の張りを無理につなげることではありません。過去の手術を安全確認に生かしながら、現在の困りごとを具体的にする。そして、施術で対応できること、生活の中で取り組めること、医療機関で確認すべきことを、その都度整理していきます。
【結び|体の奥を学ぶほど、判断を丁寧にする】
胆嚢や胆汁、腹部の解剖と生理を学ぶ目的は、内臓へ触れる技術を増やすことだけではありません。 今、施術を行ってよい状態なのか。確認すべき症状はないか。 施術後に起きた変化を、どこまで説明できるのか。その判断を、より丁寧にするためです。
腹部に触れたあと、動きやすくなった。呼吸が楽になった。反対に、予想していなかった体調の変化が見られた。こうした反応があったとき、起きたことと、その理由として考えられることは同じではありません。
ひばり鍼灸整骨院の勉強会では、【実際に起きたこと】【考えられる理由】【現時点では分からないこと】を分け、スタッフ同士で検討します。施術に都合のよい説明をつけるのではなく、分からないことを分からないまま扱い、次に何を確認するべきかを考えます。
【体の奥を学ぶほど、触れる技術だけでなく、施術を行うか、控えるか、医療へつなぐかを判断する力も磨かなければなりません。】
知識と技術を探求し、臨床で確かめ、得られた経験を教育へつなげる。その積み重ねを、ひばり鍼灸整骨院の技術開発と、一人ひとりの状態に合わせた、安全性に配慮した施術へ生かしていきます。
次回は【女性の健康と骨盤】へ進みます。妊娠や出産、月経など、女性の体に起こる変化を踏まえながら、骨盤をどのように捉え、施術や運動を考えるのかをお話しします。
体の痛みや動かしにくさについて、手術歴や持病があるため相談を迷っている方も、まずは現在の状態をお聞かせください。相模原院・矢部院で、ご相談を承っています。
【ひばり鍼灸整骨院 相模原院】
住所:〒252-0216
神奈川県相模原市中央区清新1-6-1 ドゥセゾン1階
アクセス:JR横浜線 相模原駅南口から徒歩7分
電話:042-810-0393
駐車場:院向かいに無料駐車場5台あり
公式サイト・ご予約案内:
https://hibari-sagamihara.com/
【矢部駅前ひばり鍼灸整骨院 矢部院】
住所:〒252-0232
神奈川県相模原市中央区矢部3-1-19 エトワール藤1階
アクセス:JR横浜線 矢部駅南口から徒歩1分
電話:042-707-8925
駐車場:専用駐車区画10番・11番、提携コインパーキングあり
公式サイト・ご予約案内:
https://yabe-hibariseikotu.com/