『大腿四頭筋の牽引力が力学的に脆弱な脛骨粗面の骨端部に繰り返し働くことで生じる骨端症であり10~14歳の男子に後発する。』とあります。
簡単に説明するとまだ骨の端が固まっていない少年が動いた時にももの前の筋肉に引っ張られて膝の下を痛めてしまう状態です。
無理な運動を続けていると骨が剥がれて難治性となる場合があります。
私たちはこの地域で6年以上小中学生の子供たちを診させていただいております。
治療方針は
まず第一に痛みがあるうちは安静にするのを最優先とします。
ですがもしそれが困難な場合、
ももの前の筋肉の柔軟性を高めて、身体の重心の位置を改善することで負荷を減らすように運動指導します。
ストレッチにおいても我流や動画を真似て行うだけでなく本人の状態や体格に合わせて指導していきます。
痛みや辛さに関しては子供本人に聞いて判断するだけはかえって長引いてしまうことがあります。
是非一度ご相談ください。
※アスレティックリハビリテーションガイドより引用